計画を図面化します
ご来店いただき、ご要望やご質問を賜ります。
内容を取りまとめ、計画を図面化します。
同時に予算を見積書として発行しますので計画の初期の段階で、
薪ストーブ設置計画の概要をつかめます。
ストーブの導入を計画する上でより具体的な薪ストーブ設置計画図をもとに機種や予算を検討してください。
煙道の設計や見積書の作成は無料で行っておりますが、設置工事、修理、煙突掃除やメンテナンスサポート可能な地域という観点から当社の立地上、設置場所が福島県、栃木県と茨城県と限らせていただいております。
作図や見積もりは、ご来店いただき、打ち合わせ後、作成いたします。
離隔距離等の安全基準にもとづき
- 設置計画平面図
- 煙道計画姿図
- 炉台、遮熱壁計画図
- 見積書
を作成します。まずは、ラフプランの平面図をご用意いただき、どのあたりに設置したいのかお知らせください。
次の資料をご用意いただくと、より正確な設計、見積りができます。
新築や増改築の本設計に入る前にご依頼いただくとより建築本設計に反映できます。
- 設置したい場所を記載した平面図
- 設置予定の部屋の壁、天井の仕上げ予定材料
- 階高、天井高、屋根勾配
- 屋根貫通の場合、垂木の背や屋根仕上げ材の材質や厚さ
- 壁貫通の場合、壁の構造、軒出寸法、内外装の仕上げ材の厚さ
- ご希望の薪ストーブがございましたらその品番
- 住宅の工法や特記すべき特徴(気密や断熱性)
以上の事柄の情報に基づき次の事柄を図面に反映できます。
薪ストーブ設計の考慮事項
- 使用者の要望(設置の目的)
- 国内法的規制
建築基準法、火災予防条例や内装にかかわる規定 - 火災予防に関する安全上の国際的標準
NFPA211 - 製造者の設置基準
- 離隔距離
薪ストーブと可燃物の離れ
煙突と可燃物の離れ - 風圧帯を回避する煙突の高さ
- 貫通部の構造
- 貫通部の雨仕舞い
- 設置場所床の構造
- 炉台の大きさ・厚み
- 遮熱壁の範囲・高さ・構造(内装により国交告示対象建物か否か)
- 換気の種類と薪ストーブの給気
- 気密の度合いと外気導入
- 結露対策
- 建築物の工法などによる特有の環境
- メンテナンスの簡易性
汎用キャドによりDXF変換されたデータも対応しています。
薪ストーブ本体の指定がない場合や未定の場合、適切な機種のいくつかを仮に設定し作成できます。
既存の住宅に薪ストーブを計画している方
お住まいの住宅やリビングや台所の模様替えと同時に薪ストーブを設置される方が増えています。
図面が無い場合でも、ご要請があれば貫通の方法や下地の調査に伺った後、図面と見積書を作成します。
住宅設計の最初から薪ストーブの計画も。
住宅に薪ストーブを設置する上で安全性の確保は最も重要ですが、
暖房性能を十分発揮できるような工夫やメンテナンスのしやすさ、薪置き場から薪ストーブまでの動きなど使い勝手を良くすることが大切ですが、住宅の設計のみが優先して進んだ場合、住宅の構造上どうしも避けられない母屋や隅木に設置場所が重なりやむなく煙突を曲げたり、窓と窓の間があいているから、あるいは居間の隅があいているからでは十分に機能を発揮できないこともあります。
また多雪地域での谷側での屋根貫通は雪の滑り落ちや重さによる煙道の転倒や水対策がうまくいかないこともあります。
住宅同様、薪ストーブとも長いつきあいの始まりですから、安全で使い勝手の良い薪ストーブの設置計画を住宅設計の早い段階からご検討されることは大切です。
まずは、何なりとお問い合わせください。
薪ストーブ本体の選択には画像ではわからない部分やくらしの中での使用のイメージを鮮明に
するため、ご来店いただき詳しい説明をお聞きいただくことを薦めます。